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自営、経営者になったきっかけ 仕事面編

こんにちは!

日本セラピストスクール石川校・富山校・整体リラクゼーションドルフィンです。

お盆休み期間中もスクールの問い合わせ頂きありがとうございます。開業されている卒業生や開業準備中の卒業生からも追加受講について相談ありました。 このご時世、お客さん減少しているのかと思われますが全くそんなこともなく、むしろ業務拡大についての追加受講や求人の問合せなどもあります。 さすがですね!

開業、自営についての相談も多いです。 前向きに捉える人、不安定なイメージ・未経験からのネガティブに捉えている人などさまざまです。

相談の最中に「開業されてみてどうですか?」と聞かれることがあります。

日本セラピストスクールは創立20年以上です。 

聞かれることも多いし中には聞きたいけど聞きにくいと思っている方もいるかもしれないので私の経験談もちょっと載せてみようと思います。なぜ経営者、自営になろうと思ったのかについて。

私の前職は食品を扱う会社の会社員です。 

その会社で支店を創設することになり、私が支店長代理に任命されました。と言っても支店長がいないので実質支店長であり、その支店のほぼすべてを任されることになりました。

経常利益は予想を上回る順調さで支店としては問題なくきていました。このままいけば表彰ものです。

 ・ ・ が私個人いろいろと考えさせられることがありました。

人事です。 

当時仕事柄、会社で人事担当の方や経営者など人事権を持つ方々と話す機会がよくありました。

これまでは雇用される立場であった自分が雇用する立場にもなったわけです。雇用されている立場でありながら雇用する側にもなり今まで見えなかったこと、あえて見えていないようにしてたことに気がつくようになりました。しかも人事権の最終決定権は自分には無いわけです。

実際に社の方針、決定としてリストラされた人を見てきました。

まわりを見ればリストラなんて珍しくもなく、大企業でもよく見ますし地元の名の知れた会社でもあります。私の知り合いや身近な人でもたくさんいます。

内定受けていざ就職しようとしたら取り消し、ひどいのになると倒産してたなんて人もいます。 最近ではコロナでも多いです。

当時の私は、実質的な支店長をして人事権を担う一方、いつ自分が「される立場」になるかわからない、今はいいとしてもこの先どうなるかわからない、自分の責任ではないところで経営不振になりリストラされたらたまったものではないなどいろいろ考えさせられました。 

もっともインパクトあったのはちょうどその時期、地元ではだれもが知る企業で大規模なリストラがあり多くの人が職を失うことがありました。直接の知り合いではありませんでしたが親の住む近所の人が家族で夜逃げしたということがありました。

自分に原因がある、納得せざるおえないものがあるリストラなら受け入れる準備があります。 お金給料を対価としている以上、責任を持って全うすべきだと考えるからです。ただそうではない、自分には一切の責任が無いところでのリストラや、経営責任者がそのままのリストラというのはどうしても納得がいかないというのが当時の私が思ったことです。

これらの出来事が自営について考えさせられたことです。

私は会社員として20年間近く働いていましたがもうできる気がしません。

これらが私が仕事面から見た自営、経営者になったきっかけです。

私は会社員より自営がいいと言いたいわけではありません。それぞれメリット、デメリットありますしその人の置かれている環境、考え方などありますから。
ただよく聞く「会社員は安定している、自営は不安定」というイメージ、固定観念を未経験からくる必要以上のネガティさを抱いてほしくは無いと思っています。
総務省によると「我が国の個人企業は、法人企業も合わせた企業全体の付加価値額では4.7%を占める一方、企業数では218万企業と、企業全体の半数を超える52.7%を占め、従業者数は634万人と、企業全体の11.9%を占めています。」
これだけ多くの人が個人としてやっています。
今度の機会にはプライベート面から見た自営、経営者になったきっかけについてかいてみようと思います。 
日本セラピストスクール石川校富山校.png


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