スクール選び② 認定証・第三者にも認められた学校

こんにちは！

日本セラピストスクール石川校・富山校・北陸校・整体院ドルフィンです。

ちょっと間空きましたが続きが知りたい！というリクエストが意外に多かったので（？）講師やスタッフ目線からのスクール選びについて載せていこうかなと思います。

前回同様、どこのスクールを選ぶかはあくまでご自身です。私たちが言えるのは「受講生のために頑張っているスクールを選ぶ」ということが最重要だと思います。

前回も書きましたが受講料についてちょっと補足しようかと。実際にあったことですが数年前、ある整体セラピストスクールが突然無くなりました。数十～数百万円支払い済みなのに連絡がとれなくなり行方知れずになったそうです。数回しか行ってないのにという人が何人も相談に来られました。もちろん日本セラピストスクールとは無関係なスクールです。聞くところによると夜逃げしたとか。そのスクールは講師、スタッフも数人いたようですが実際は見かけのみで実質一人だけ、どこの協会、組合などの団体にも属さず単体でやられていたそうです。　もちろん１人店舗、１人社長（会社）などでも立派なところもあると思います。　ですがこういうリスクもあります。　実際私自身が通っていたスクールもある日突然消滅していました。

開業や起業、フリーランスなどする場合に多くの人が個人事業主や法人としてやられますがどこの団体や組織にも属さずにやるということは大きなリスクを抱えることになります。どこの推薦や認定、会員にもならないということはバックアップ、支援、フォローも無いということです。整体院やリラクゼーションサロンとしてお店でお客様相手にするのなら保険なども備えてしっかり準備してやればいいと思います。なにかあっても自分が施術者であり責任者ですから。

ですがスクールとなるとそうはいきません。金額も数十万、場合によっては数百万円になるところもあるでしょう。実際に突然無くなったスクールも返金などあろうはずもありませんし単店舗ですから他に責任とるところもありません、泣き寝入りです。

まるっきりの単体でやるということはそれ以外でも大きなリスクがあります。「技術」です。　多くの整体師やセラピストのスクールでは教える技術それぞれで「独自の」とか「オリジナルの」とか使っています。場合によっては「ワンランク上の」、「他には無い」といったような。

整体師、カイロプラクティック、足つぼ、アロマテラピー、ヨガ、ロミロミ、エステティシャン、リフレクソロジー、アーユルヴェーダ、ベビーマッサージなどは民間資格です。　民間資格はそれぞれの団体や企業などが独自の審査基準で認定する資格です。認知度や信用度によってその価値はバラバラです。極端なこと言えば何もなくてもいいってことになっています。

もちろん、現実にはそんなことはできないでしょう。ここで認定証や修了証、卒業証書の意味があります。

意味の無い認定証、卒業証書など発行するスクールや店舗などはその価値を認めたがらないかもしれません。　もちろん認定証授与されてもそれで満足することなく常に向上心持ち続けていかなければいけません。　

ですが現実としてリラクゼーションサロンや整体院、スクールなどの乱立によりレベル差が激しくなり、企業や店舗からくる就職案内でも認定証の重要性が高まっています。会社面接で認定証持参してもどこが発行したのかクオリティにもこだわってきました。　一時期の急激な店舗の乱立からおさまりつつある今、セラピストの質にこだわるようになってきています。　この現状に認知度の高い認定証や修了証が持つ意味というのは日々大きくなっています。　

ご自身にとっても認定証や修了証というのは意味のあるものほど１つの証となります。　その認定証や修了証を自スクールで「意味が無い」といったようなことを言うのであれば自分のところで習得しても意味が無いと言ってるようなものです。　何度も言いますが認定証や修了証授与後も練習やスキルアップは必要です。認定証や修了証はあくまで１つの区切りである一方、頑張った証明書、就職希望先やお客様へのアピールポイントでもあります。

第三者機関も認めた学校なのか、そうでない学校なのかはずいぶん大きな開きがあります。

経営者や校長・講師のための学校ではなく、受講生や卒業生のために頑張っている学校を選ぶことを強くおすすめします。